先日、僕が住む東京都の自治体が主催する父親学級に参加しました。
妊娠8か月の奥さんは留守番。旦那の僕1人で行ってきました。
この記事では、
・父親学級とはどんなもの?
・父親学級の具体的な内容
・父親学級に行くメリット
結論を言うと、
特に初産で新米パパになる方は参加すべきです。
その理由は、
・妊娠中の女性がどれだけ大変なのかがわかる
・妊娠後期から出産までの流れが学べる
・妊婦の奥さんのサポート、育児参加への意識が高まる
僕は父親学級で沐浴とおむつ替えを一度体験しただけですが、産後実際に沐浴やオムツ替えをした際、妻から「上手だね!」と言われました。
一回だけだから忘れているかなと思いましたが、一回だけでもやっておくと意外と覚えているもんです。
一回やった経験があるから、苦手意識がなかったということもあるかもしれません。
父親学級が気になっている方は、最後まで読んでみてください!
■父親学級はどんな内容?
僕が応募した自治体の父親学級の参加条件は下記。
- 定員20名
- 申込時点で初妊婦となる奥さんが妊娠20週以降
- 旦那のみで参加(コロナ禍のため) ※区に住民登録がある
参加費用は無料です。
時間と場所は下記。
- 時間・・・13:30~16:00までの2.5h。
- 場所・・・区の保健センター
タイムスケジュールは下記。
主催する自治体によって内容は異なると思いますが、
基本的には、
- オムツ替え・お着換え体験
- 沐浴体験
- 妊婦ジャケット体験
- 座学(妊娠後期~出産の時期の注意点など)
といった内容がほとんどだと思います。
父親学級の座学で妊婦さんや赤ちゃんの様子を学ぶ
当日、保健センターに着いて受付。
定員は20名ですが、この日は15~16人くらいの新米パパとなる男性が参加していました。
こちらが当日の資料です。
●分娩期の出産の兆候
●産後の母体の変化
●産前産後の性生活の注意点
●赤ちゃんとの生活について
●沐浴の仕方デモンストレーション(助産師さんのお手本)
ただ聞くだけは無く、ところどころで先生が出席者に質問がありました。
などなど、ほかの旦那さんからの話を聞くと、
とわかり、変な言い方ですが安心します(笑)
妊娠中の生活のことを話す相手が、夫婦以外にはいないという人もいると思います。
父親学級では自分と同じように、妊娠中の奥さんがいる旦那さんの話が聞けるのがいいところです。
父親学級で赤ちゃんの沐浴、おむつ替え、妊婦ジャケットの体験。
座学のあとは、3グループに分かれて沐浴、おむつ替え、妊婦ジャケットの体験を行いました。
参加人数は15、16人だったので、1グループ5、6人でした。
赤ちゃんの沐浴体験
赤ちゃんの人形を使って1人ずつ交代で沐浴体験を行いました。
まず助産師さんがお手本を見せてくれます。
最初、そう思いましたが、実際自分の番になるとあたふた…。
赤ちゃんをどう支えればいいのかわからなかったりして、
と、意外と難しかったです。
あと人形の赤ちゃんですが、頭が意外と重いことにも驚きました。
僕が1番注意されたのは、
毎回必ず綺麗な面で拭くということです。
ガーゼに綺麗な面がなくなったら、湯の中で流してから、また綺麗な面で赤ちゃんを拭く。
こういうポイントを助産師さんに指摘されて気づけたのは、貴重な体験でした。
この経験があったため、実際に産後初めて僕が沐浴をしたとき、
と妻に驚かれました。
一度やっただけですが意外と覚えているもんですね。
赤ちゃんの沐浴は最初はちょっと怖いと思うかもしれませんが、実戦ですんなりとできたのは父親学級で一度経験したからかもしれません。
赤ちゃんのおむつ替え体験・お着換え体験
続いては、赤ちゃんの人形を使っておむつ替え体験と、お着換えの体験をしました。
が、新生児の期間はおむつ替えは1日に8~10回くらいするらしく、回数が多くて大変です。
実際に赤ちゃんのお世話が始まると、ミルクをあげたり、奥さんは母乳をしたりでやることは多いです。
特に母乳はほとんどのママが苦労します。
母乳が上手に出なかったり、赤ちゃんが上手に飲めなかったり、想像以上に大変です。
母乳はパパにはできませんが、オムツ替えやミルクはパパでもできるので積極的にやって、夫婦で協力して育児をしていきましょう。
妊婦ジャケットの体験
続いて、妊婦ジャケットの体験です。
写真撮影NGだったので上の写真はイメージ写真ですが、実際はもっとお腹が大きい妊婦ジャケットでした。
妊娠32~36週くらいを想定したもので7kgほどありました。
これを装着して次のようなことを体験しました。
●トートバッグを持って階段の昇り降り
●立ったりしゃがんだりする
●椅子に座って靴の脱ぎ履き、靴下の脱ぎ履き
ある程度筋力があるのでその場ではそこまで辛いとは感じませんでしたが、
しかし、これが24時間、出産が終わるまで続くと思うと大変です。
この記事を見て父親学級に行こうと思った人がいたら、1つアドバイスがあります。
交流タイム
全ての体験が終わると、最後は交流タイムです。
しかし、今回はコロナの感染が広まっているということで質疑応答タイムになりました。
通常時であれば、旦那さん同士情報交換などをする時間になるようです。
ぶっちゃげいうと、人見知りの僕にとっては質疑応答タイムで逆に良かったです(笑)
父親学級に参加した感想
僕が参加した父親学級は、以上の内容の約2時間半でした。
良かった点を3つにまとめると、
- 赤ちゃんのお世話の予行練習ができる
- ほかの夫婦の話が聞ける
- パパになるんだという意識が強くなる
1つずつ簡単に補足説明していきます。
赤ちゃんのお世話の予行練習ができる
沐浴体験、おむつ替え、お着換えなどは今回体験しなければ、
僕は間違いなく実際の赤ちゃんでぶっつけ本番になっていました。
おむつ替えやお着換えはまだいいにしても、沐浴はちょっと怖いです。
それを、助産師さんが横で見ていてアドバイスをもらえるという状況で体験できたのは良かったです。
また、この当時、我が家では沐浴用のお風呂やおむつなどまだ購入していないモノがありました。
どんなものを購入すればいいか迷っていましたが、助産師さんに質問してアドバイスをもらえたのが良かったです。
他の夫婦の話が聞ける
今回はコロナで交流タイムがありませんでしたが(逆にそれが良かったと個人的に思ってますが)、
それでも講義タイムで参加者の話を少し聞くことができたのは貴重な機会でした。
と、他のパパも同じような経験をしているんだなとわかるだけで、少し気が楽になります。
パパになるんだという意識が強くなる
父親学級の1番の目的はこれだと思います。
父親学級に参加する時点で、赤ちゃんが生まれるまではあと数か月あるはずです。
赤ちゃんが生まれて実際に沐浴をするときには、教わった細かい内容などは忘れている部分もあるかもしれません。
しかし、父親学級で1度体験しているのとしていないのでは、
育児参加へのハードルの高さに大きな差がああります。
極端な話、こんな感じです。
と言う感じだった意識が、
という意識に変化すると思います。
参加する目的・意義としては、旦那の意識改革、これが一番だと思いました。
まとめ
以上、僕が体験した父親学級の内容や思ったことでした。
内容は主催する自治体によって異なると思いますが、参考になれば幸いです。
改めて父親学級に参加するメリットです。
・妊娠中の女性がどれだけ大変なのかがわかる
・妊娠後期から出産までの流れが学べる
・妊婦の奥さんのサポート、育児参加への意識が高まる
是非参加してみたいと思った方は、お住いの自治体で父親学級をやっているか検索してみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました。