妻が妊娠中の数之助です。
同級生夫婦で2021年3月時点で37歳。
37歳となると高齢妊娠の域に入っているので、無事に妊娠できるか不安がありました。この記事では妊活している時期~妊娠までを少々赤裸々に振り返ります。
妊活中の方に少しでもヒントとなるものがあればいいなと思います。
『避妊をしなければ1発でできる』
僕の中では、そんな根拠のない謎の自信(?)があったのですが・・・
いざ妊活を始めてみると、これがなかなかできない!!
とある夜、妻との濃厚接触の際、
『あ、絶対デキた! これは間違いない!』
と、メモリアルな夜を確信しても、
2週間後くらいに妻が「生理きたかも」と言うのを聞いて、
『マジで!?』(※口には出しませんが)
と、膝から崩れ落ちることが毎月でした。
なかなかできないもんだな…と思い知らされました。
日本産科婦人科学会では、35歳以上の初めての妊娠を「高齢初産」と定めているそうです。
人にもよると思いますが、僕と同世代の方で妊活をしている方は、
すぐに妊娠できるものではない
という認識を持っておいたほうがショックも不安も少なくなるかと思います。
しかし、後述しますがただなんとなく毎月しているだけでは妊娠は難しいのではないかと思いました。
毎月の排卵日前の営みがプレッシャーになる
妊活するまで僕は全く知らなかったのですが、
妊娠する可能性があるのは排卵日の6日前から排卵日の1日後ほどだそうです。
さて、これは男性によくある悩みだと思いますが、
なかなかできない日々が続くと、
毎月の排卵日前の営みがプレッシャーになるということがあると思います。
いいムードになって自然とそんな雰囲気になって営みに発展していくならいいのですが、
『今夜しないといけない』と思うと、気分が乗らないもんですよね。
僕は自分で言うのもなんですが、
活力が旺盛なタイプなのでその心配はないと思ってました。
しかし、自分もいざその立場になると同じでした。
自分も子供欲しいし、妻も子供が欲しいと言っているので
『頑張らねば!』
と思い奮起していましたが、それでも
『今日はちょっと休みにしよう…』
と、思うときもありました。
そこでなんとか気分を変えてやる気を出すために僕がしていたのは、
性癖の暴露のようで恥ずかしい気もするのですが、
コスプレです。
ベタなもので言うと婦警、チャイナドレス、マイクロビキニ、猫耳などなど、気づいたらいつの間にやら10種類くらい集めてました(笑)
しかし、妻にコスチュームを着てもらうと、気分も変わってヤル気も増大!!
さすがに学生服は着てくれませんでしたが、幸い妻がコスプレに理解があったので、ドン・キホーテや秋葉原のエムズなどで一緒に選んだりもしていました。
「今夜はチャイナにする?」
のように「夕飯中華にする?」くらいのノリでコスプレのことを話すこともありました。
僕の場合はコスプレで気分を変えましたが、
温泉旅行に行くとか正攻法でも方法はいろいろあると思います。
夫婦に合った気分を変える方法を見つけるとよいと思いました。
仕事が忙しくて時間が取れない!
排卵日の前は早く家に帰って夫婦の時間をとりたいのですが、
仕事が忙しくて家に着くのが23時過ぎ。
家に着いたら夕飯を食べて風呂に入って気づいたら24時半。
翌日も仕事なのでそこから営みを始めるのは体力的にもしんどい。。
そんな理由から妊活のタイミングを逃していた月もあったと思います。
「ただでさえ高齢妊活で時間が限られているのに、仕事のせいで自分の人生設計が邪魔されている!」
そんな風に少し自暴自棄になって、仕事を辞めないと子供出来ないかも…と思うこともありました。
「今夜は妊活があるんで、ここで失礼します」
と、上司に言えればいいですが、僕はさすがに言えませんでした。
なので、自分で仕事に折り合いをつけて、極力早く帰るようにするしかありませんでした。
そんなストレスの多い生活の中で毎月妊活をしていたのですが、
僕らの場合、妻が妊娠が発覚したのは1月末。
普段僕の仕事は正月休みがほぼないのですが、
コロナの影響により2021年の正月は年末の休みと合わせて9日間休み。
仕事のことを忘れて夫婦でリラックスして過ごしながら妊活できたことも、
妊娠できた理由の一つかもしれないと思っています。
こうすると妊娠するという都市伝説
夫婦の営みのあとに逆立ちまではしてないですが、
奥さんのお尻を上げてジュニアたちが出てこないようにする、というのは毎回やっていました。
(意味があったのかは不明ですが・・・)
なかなかできないといろいろ試すと思います。
フィニッシュの体制も、前がいいのか後ろがいいのか、いろいろやってみましたが、どれが正解なのかは謎です。
そんな話を子供のいる会社の先輩に話したら、
奥さんが上になるのが実は一番いいんだ、と話していました。
その先輩は確かにドMですが、ドMだからそう言っているのではなく、
「登り竜じゃないけど、たくましい精子が子宮内を登っていって卵巣まで到達するらしい」
と話していました。
根拠のない話ですが、その可能性がないとも言い切れないので、
一応真に受けてやってみたものでした。
変な話になってしまいましたが、ここでお伝えしたいことは、
噂に惑わされるのはよくないですが、
一人で悩まず子供のいる先輩や友人に気軽にそういう話をするのはいいことだった、
ということです。
悩んでいるのが自分だけじゃないとわかるし、
みんな苦労しているんだということがわかることで、
気が楽になることもありました。
いろんな人に話を聞いてみて損はないと思います。
できないのは身体的な理由?
年齢的なこともあるから時間はかかるだろうと思いながらも、
できないことが半年くらい続くと、
『もしかしたら身体的な理由もあるのでは?』
と、思い始めました。
それはもちろん妻だけじゃなく、僕の身体的な問題の可能性もあります。
その時期、妻も間違いなく同じことを考えていたと思います。
ただ、非常にデリケートな話なので、お互いになかなかそれを口に出すことができずに、毎月妊活をしていました。
妊活を始めて半年以上たったある日、このままなんとなく妊活を続けていてもダメだと思い、
「不妊治療してみようか」
と勇気を出して切り出しました。
すると妻も、
「そうだね。知り合いでもけっこう不妊治療している子がいて・・・」
と、話しだしました。
妻は妻で不妊治療についていろいろと調べていたようです。
それまでは『なかなかできないこと』についてお互いに口を開くことはしてこなかったのですが、
不妊治療の話をきっかけに具体的に夫婦で話すようになったのは、大きな前進だったと思っています。
僕の思う、妊活で大事なこと
2020年末、家の近くの温浴施設のフリースペースで、
『2021年をどんな1年にしたいか』を話し合いました。
そのときに『2021年中に赤ちゃんを作る』という目標を立て、
1月から不妊治療を始めることを決意。
1月中旬にクリニックの予約をしました。
そして妻がクリニックに初診で行った数日後、
なかなか生理が来ないので妊娠検査キットで調べてみたところ、
陽性の反応が出ました。
不妊治療がお金がかかるということがわかっていたので、
このタイミングでできた赤ちゃんは
「空気の読める子になりそうだね」
と2人で話していました。
結果的には、幸運なことに不妊治療をすることなく無事に自然妊娠できたのですが、
妊活の経験を通して一番大事だなと思ったことは、
『なかなかできないこと』について、しっかりと夫婦で向き合って話をすることだと思いました。
個人的にはかなり仲の良い夫婦だと自負していますが、それでもデリケートな話題はなかなか切り出せずにいたので、そう簡単なことではないかもしれません。
ただ、そんなデリケートな話題に向き合って話し合うことで、夫婦としても少し成長できたのかなと思っています。
まとめ
僕の実体験を赤裸々にご紹介してきましたが、要点をまとめると下記です。
- なんとなくな妊活じゃ妊娠は難しい
- 妊活にプレッシャーを感じたら気分を変えて
- 妊活は仕事から解放されたストレスフリーな時がいいかも
- 悩んだら先輩や友人の話を聞く
- 『なかなかできないこと』について夫婦で話をする
この記事を書いている現在、まだ妊娠11週目なのでまだ安心できる時期ではなく、偉そうなことを言える立場ではありませんが、この経験が皆さんの妊活の上での何かヒントになればいいなと思っております。