笑って流しがちな話題ですが、妊活になると意外とナーバスな問題ですよね。
そんな悩みを持つ男性は、精子の検査をしてみましょう。
不妊の原因の約半分は男性にあります。
クリニックで検査をするのが一番ですが、「そこまでするのはハードルが高い」と感じる方がほとんどです。
そんな方にご紹介したいのが、自宅で自分で簡単に精子の簡易検査ができるキット、
TENGA MEN’S LOUPE(テンガ メンズ ルーペ)。
江頭2:50さんの「エガちゃんねる」でも、江頭さんやブリーフ団の方々が精子の検査をしていたことで話題になったので見たことがある方も多いと思います。
Amazonなどで、だいたい1,500円以内ですぐに手に入ります。
そんなテンガメンズルーペについて、
この記事では、そんな疑問を解決していきます。
僕も実際に使用してみて、
と思うことや、
などなど、感じることがありました。
僕の実体験の紹介を通して、TENGA MEN’S LOUPE(テンガ メンズ ルーペ)についてお話したいと思います。
妊活中で少しでも自分の精子に不安がある方は、是非最後までご覧ください。
TENGA MEN’S LOUPE(テンガ メンズ ルーペ)とは?
テンガメンズルーペは精子の簡易検査キットです。
「テンガ」は男性の皆さんが良く知る、性生活のサポートをするグッズを展開している、あの「テンガ」です。
そんなテンガが、2016年に株式会社TENGAヘルスケアを立ち上げ、性にまつわる諸問題を解決する事業を開始。
テンガメンズルーペはTENGAヘルスケアの製品になります。
ポイントとしては次の4つ。
- 精子の簡易検査が自宅で自分でできる
- Amazonなどで簡単に買える
- 届いたその日に精子の観察ができる
- iPhoneならアプリで診断ができる(2021年9月時点では無料、android非対応)
また、アンドロイドは非対応ですが(2021年9月時点)、iPhoneアプリを使用すると精子の動画を無料で解析してくれて、次の4つの項目の解析結果が手に入ります。
- 総運動精子数
- 運動率
- 精子濃度
- 精液量(※自己申告)
もちろんいいところだけではありません。僕が実際に使用して感じたデメリットは次の4つです。
- 診断のための撮影の際、光の調節が難しい
- 診断結果は正確とは言えない。目安と考えたほうがいい。
- 正常形態率は診断できない(精子たちが奇形じゃないかどうか)
- アンドロイド向けのアプリがない。iPhoneじゃないと解析できない。
あくまでも一次的な精子の簡易検査として捉えたほうがいいと思います。
正確な解析が必要な場合はクリニックに行くべきです。
しかし、メンズルーペでは自分のオタマジャクシが動いているのが面白いほど観察できます。
他の男性の結果と比較することで、自分の状態が平均的なのかどうか知ることができるのは大きいと思います。
江頭2:50さんやブリーフ団の結果はコチラの動画をご覧ください。
テンガメンズルーペの使い方
ここからはテンガメンズルーペの使い方をご紹介します。
まずパッケージはこのような感じです。
横は約11.5㎝、縦は約12.5㎝、厚さは約2㎝。薄くて軽いです。
僕はAmazonで注文しましたが、注文から2日後にポスト投函で到着しました。
中を開けるとこんな感じです。内容物は下記です。
- 取扱説明書
- 採取計量カップ
- 採取ピック
- プレート(上写真の青色の板)
- ルーペ本体(上写真の横長の黒い板)
- 透明シール(4回分)
それでは早速やってみましょう。
➀精液を採取計量カップに取る
まずは採取計量カップに精液を採取します。
精液を受ける皿の部分は縦横 約6.5cmです。
こぼれないようにうまくここに載せましょう。
元気な人は意外と難しいかもしれません。
②採取した精液を攪拌して10分程度放置する
採取ができたら採取ピックで精液を軽く攪拌します。
そして10分間放置します。
放置することで、精液が液状化し観察しやすくなるそうです。
※ちなみに25℃くらいの室温で10~15分放置しても、観察の際精子は動いていました。
③放置している間にルーペとプレートを準備する
10分待ち時間があるのでその間に録画の準備をします。
透明シールを1枚はがします。
プレートの色がついている面を下にし、穴をふさぐようにシールを貼ります。
次に、ルーペについているフィルムをはがします。
そしてスマートフォンのインカメラの位置に、ルーペを合わせます。
注)ルーペに傷がつかないよう、ルーペの面を下にして置かないようにしてください。
スマホの画面を見ながら表示される円が画面の中心に来るように調整します。
④10分経過したら、精液の量を計測
10分経過したら精液が液状化しています。
図のように計量カップを傾けて、目盛りで何ミリリットルなのかを計測します。
例えば図の3の線まで来ていたら3ミリリットルです。
⑤精液をプレートに垂らし、スマホにセットする。
プレートを表面にし、透明シールの粘着部分に米粒大くらいの精液を落とします。
そしてプレートをルーペの上にセットします。
プレートとルーペの板がマグネットになっています。
⑥観察する
観察の際、光の当たり方で見え方が変わります。
スマホの画面を見ながら精子がはっきり見える位置を探します。
観察できましたでしょうか?
こんな簡単に精子の運動を観察できることがすごいですよね。
iPhoneのユーザーはアプリを使用すれば精液の解析までできますが、アンドロイドの方は2021年9月時点では残念ながらここまでです。
ただ、先ほどのエガちゃんねるの動画を見ればわかると思いますが、若い男性は精子の量が多く活発に動いていて、50代の江頭さんは精子の数自体が少なくなっています。それと比較すれば、
など、まず現状を知ることはできると思います。
その意味では、テンガメンズルーペはやってみる価値があると思います。
iPhoneアプリを使って精液を無料で解析
iPhoneをお使いの方でしたら専用アプリを使用することで解析ができます。
この解析をすることで次のことがわかります。
- 総運動精子数
- 運動率
- 精子濃度
- 精液量(※自己申告)
アプリのダウンロードはこちらから。
この画像にもあるように解析料金は今は無料ですが、今後有料になる可能性があります。
テンガメンズルーペアプリの使い方
アプリの使用方法は簡単です。
上の画像のようにわかりやすく案内があるのでそれに従って録画するだけです。
手順は前の項でやった流れと同じです。
録画をしてデータを送ると、解析が始まります。
精子がぼやけていたりすると、うまく解析ができません。
精子が活発に動いているのに「運動している精子」として認識されないことがとても多いです。
結果、解析結果がどれも値が低く出てしまいます。
うまく解析できるまで何度か録画を繰り返す必要があります。
注意が必要なのは、このアプリは既に録画済みのデータは解析できません。アプリの指示に従ってアプリ内で録画をしたデータのみ解析が可能です。
テンガメンズルーペで精子の解析をどう見るか。まとめ
このように、テンガメンズルーペを使用してiPhoneユーザーでしたら精子の簡易解析ができます。
結果の信ぴょう性がもう一つですが、現状を知る目安にはなると思うので、妊活中の男性はやってみるのは面白いと思います。
そしてこの検査で明らかに異常な結果がでたら、クリニックに行ってきちんと検査をしたほうがいいでしょう。
また、冒頭のデメリットでもお伝えしたように
- 正常形態率は診断できない(精子たちが奇形じゃないかどうか)
という点もあります。
テンガメンズルーペで正常な様子が確認できても、正常形態率が低い可能性もあるので気になる方はきちんと検査をしてみましょう。